記事の要点: オリジオX600ショットが顔全体のリフティングに十分かどうかは、ショット数だけでなく肌の状態や照射の分配方法によって個人差があります。 単純なショット数の比較よりも、どの部位にどの程度のエネルギーを配分するかを精密診断で確認することが重要です。
オリジオXとはどのようなリフティング施術?
オリジオXは6.78MHzの単極性高周波エネルギーを利用したリフティング施術で、既存のオリジオよりエネルギー伝達モードが2種類に細分化されている点が特徴です。肌の状態や施術部位に応じてモードを細かく調整できるため、より精密なオーダーメイド施術が可能になったといえます。
基本的な原理は既存機器と同様です。高周波が肌に伝わると組織の電気抵抗によって熱が発生し、真皮と皮下組織に熱刺激が伝わります。この過程で既存のコラーゲン線維の収縮が起こり、肌のタイトニング反応が誘導されます。
その後、線維芽細胞が刺激されて新しいコラーゲンが生成・再配列される過程が続きます。つまり、比較的すぐに感じられるタイトニング効果に加え、2〜3ヶ月ほど続く弾力改善効果も期待できる施術といえるでしょう。
オリジオのショット数にはどんな意味がある?
オリジオXの1ショットは、チップを通じて高周波エネルギーを1回伝達する単位を意味します。つまり600ショットとは、高周波を合計600回照射したという意味になります。
ショット数が多いほど効果が大きくなるのではと考える方も多いですが、実際にはショット数だけで効果を判断するのは難しい面があります。同じショット数を使用しても、部位ごとに必要な深さまでエネルギーがしっかり伝わったかどうかによって、結果が大きく変わることがあるためです。
さらに、1ショットあたりのエネルギー強度や照射位置、重なり具合(オーバーラップ)も結果に影響を与えます。そのため『何ショットか』よりも、『そのショットを顔にどう配分し、どう適用したか』のほうが重要だと言えるでしょう。
オリジオX600ショットは顔全体に十分な効果が期待できる?
600ショットは、顔全体を比較的広範囲に施術しながら、必要な部位に追加でエネルギーを配分する際に検討されるショット数の一つです。ただし、すべての方にとって600ショットが十分だと一概に言うことはできません。
肌が薄く弛みがそれほど目立たない場合と、肌が厚くフェイスラインや頬の弾力低下が目立つ場合とでは、必要なエネルギー量や照射範囲が異なります。顔のサイズや脂肪量、過去のリフティング施術の経験なども合わせて考慮する必要があります。
そのため、精密な診断を行わずに『600ショットで十分』と判断することは難しい点をご理解いただければと思います。600という数字を先に決めるのではなく、どこにどれくらいのショットを配分し、どの程度のエネルギーを伝えるのかを確認する過程から始めることが大切です。
オリジオXリフティングを受ける前に確認すべきことは?
オリジオXリフティングはショット数だけで効果が決まる施術ではなく、自分に合った適切なショット数は精密診断を通じて確認する必要があります。インターネットの口コミだけを参考に根拠なくショット数を決めて施術を受けるのはおすすめできません。
肌の状態や弛みの程度、顔の骨格や脂肪量などを丁寧に把握してくれる医療機関で、十分なカウンセリングを受けてから施術方針を決めることが望ましいといえます。
施術後の経過や効果の感じ方には個人差があるため、施術前に医療スタッフとエネルギー配分やモード選択について具体的に相談しておくと安心につながります。
よくある質問
オリジオX600ショットは誰にでも十分な効果がありますか?
600ショットは顔全体を広く施術する際に考慮されるショット数の一つですが、肌の厚さや弛みの程度、顔の大きさなどによって必要なエネルギー量は異なります。個人差があるため、精密診断を通じて自分に合ったショット数を確認することが望ましいといえます。
ショット数が多いほどリフティング効果も大きくなりますか?
必ずしもそうとは言えません。ショット数だけでなく、エネルギーが必要な深さまで伝わっているか、照射位置や重なり具合が適切かによって結果が変わることがあります。
オリジオX施術後、効果はどのくらいで感じられますか?
比較的早い段階でタイトニング感を感じる方もいますが、コラーゲンの生成・再配列が進むことで、2〜3ヶ月ほどかけて弾力改善効果が続く場合があります。効果の実感には個人差があります。
オリジオXは既存のオリジオとどう違いますか?
オリジオXはエネルギー伝達モードが2種類に細分化されており、肌の状態や部位に応じてより細かく調整できる点が特徴です。基本的な高周波の作用原理は既存機器と同様です。
施術前にどんなことを確認すればよいですか?
ショット数を先に決めるより、自分の肌の弛みの程度や厚さ、顔のサイズなどを踏まえてどこにどれくらいのエネルギーを配分するかを医療スタッフと相談することが大切です。